2011年3月10日:2011春・九州旅行(第4日目・前半<番外編>)〜大島大橋でE657系甲種輸送を撮影〜
2011年3月7日〜10日の旅行記録、第4日目です。最終日は既に九州を出ていますので、番外編と言う形になります。この日は、私としては九州以上に珍しい、山口・広島県内にいました。まずは午前中として、山陽線の中でも有数の撮影ポイントである、大島大橋の上からの撮影で、この日初お目見えの車両を撮影しました。
行程 (第4日目後半含む)
No. | 乗車駅 | 降車駅 | 列車 | 乗車車両 |
1 | 徳山 | #1 | 7:50 | 大畠 | #1 | 8:32 | 3322M | 普通 | 下関 | → | 岩国 | クハ115-2120 | 4/4 | 広ヒロ | L10 |
2 | 大畠 | #1 | 13:12 | 岩国 | #6 | 13:39 | 3338M | 普通 | 新山口 | → | 岩国 | クハ115-1080 | 1/4 | 広ヒロ | L16 |
3 | 岩国 | #6 | 13:54 | 広島 | #4 | 14:45 | 360M | 普通 | 岩国 | → | 糸崎 | クハ115-3010 | 1/4 | 広セキ | N10 |
4 | 広島 | #14 | 16:44 | 東京 | #14 | 20:53 | 48A | のぞみ48号 | 博多 | → | 東京 | 786-527 | 3/16 | 大交両 | Z27 |
この日は、一番寝坊の出来る日です。この日の目的地は電車で40分ほど。最終日ですので無理して速く出ることもせず、珍しくホテルで朝食を頂きました。
と言いつつ、列車の到着が7時38分だと言うのを忘れていて、既にホームに入線していました。何とかボックスシートで向かい合い座席を確保しました。この日1本目は広島のL編成運用なので特に代わり映えのある車両でないことはわかっていました。その中では珍しい方である、1000番台車編成。リニューアル車なので、乗ってしまえば同じですが。
目的地、大畠と言えば、大島大橋。山陽本線(在来線)の岡山以西は、夜行列車で通過してばかりで、今回が初めてなのですが、何度か出てきた1995年3月の九州旅行のゆき、乗車した寝台特急なは81号(阪神大震災のため、播但線経由で迂回)が始発から1時間遅れ。このため、広島過ぎると明るくなっていた、と言うことがあり、この橋は印象に残っていましたので、再会、と言うイメージです。この駅で下車し、特に用事はなかったので、速攻で大島大橋に行きました。実質、一番乗りでした。天候はそこそこ良かったのですが、橋の上はかなり強い風が吹き、寒い。橋が補強工事中で、片側交互通行のための警備をするべく近くで立たれている警備員の方は、私らどころではなかったでしょうが。
無理しない時間にしたと言うこともあって、下り貨物列車も本数が少なくなった時間ですが、大動脈ですから上下の貨物列車は何本も見かけます。惜しかったのは、9時過ぎに上っていった、EF651129牽引のこの列車。3月改正で運用落ちしてしまったらしい釜ですので、初めてで最後の1129かな・・・。
上の列車とすれ違った3331Mは白市発新山口行きと言う列車で、広島7時30分ごろ、岩国8時30分ごろと言うラッシュ真ん中の列車らしく、8両編成でした。運用見ると、この区間は8両を撮影できるチャンスはあまりなさそうな。後に濃黄色の編成がいますが、全車両体質改善30N更新車。
次の3333Mは、糸崎〜新山口というロングラン列車。こちらは4両編成でした。こちらは体質改善40N更新車。
次の537M広島発下関行きは、115系3000番代のN編成。これを見ると広島、と言うイメージが強いです。
10時30分、この日一番のお目当てであった、E657系甲種輸送が山陽本線を下ります。JR東日本の常磐線用の特急車ですので、近畿車輛からであれば本来こんなところに下ることはないのですが、量産先行車と言うことで、1編成(10両)を半分ずつ、近畿車輛と日立製作所で分担しているようです。このため、編成が半分の姿で、まずは日立製作所・下松に取り込まれるようです。
拡大。牽引は、EF66107。朝方晴れていたこの地方、9時過ぎになってくるとだんだん雲が増えて、運が良くないと日が当たらない状況。このときも曇っていたのが残念です。
名撮影地と言っても、この列車目的でやって来たファンは10数人。そして、皆さん立ち去られていきました。私たちは、後はいつも走っている電車やら貨物をここで撮影してから去るので、そのまま残りました。
3337Mは、ここで既に後追いで撮影した3328Mの折り返しと言うことでわかってはいたのですが、下関のH01編成でした。先頭車が113系800番代、中間車が115系1000番代と言う混結編成、と言っても、先頭車は耐寒耐雪改造の元福知山車で半自動ドア付き、よく即ブレーキも使えるように改造しているので、実質115系とは大差がない車両ですね。広島に来たからには珍車は見ておきたかったので、由としましょう。
2075レのEF200牽引の貨物列車。富山貨物からの列車です。
後から、予想もしていなかった、キヤが登場。もしかしたら撤収された方々はこの車両を前向きに撮影できる場所に行かれていたのでしょうか?ここでは後追いになりますが、そもそも来てくれたことに意味があるので、日が当たったこの場所で撮影できてよしと思います。
もう1台のカメラはアングルを変えて。恐らく、このコマが一番光線が良いなかで撮影できたと思います。
富士からの5091レはEF66牽引。めっきり0番代が減ったEF66は、100番代ばかりになってきているのが残念ですが、車齢を考えれば止むを得ませんね。
あまりに寒いので、強風の中、ダイヤグラムを見ながらどこまでここにいるか迷っていたのですが、どうも、ボチボチと、一旦他にいなくなったはずの鉄道ファンがまた増えてきたので、何があるのだろうと期待して待っていました。ある1本のスジだというのは冷静になればわかったのでしょうが。
皆さんのお目当ては、この列車、8867レ〜8869レのスジ、梅小路発のレール他の輸送でした。
牽引は、EF651040。国鉄色の機関車ではありませんが、若番はいつ消えるかわからないのですよね。
他の方も足早に立ち去られましたし、体が冷えるので、ここで私らも撤収。元々、このあたりで撤収予定だったので、予定通りといえばそうですが。
急いでも12時48分の2452Mには厳しいので、直ぐあとの13時12分の3338Mに乗るべく下に降り、コンビニエンスストアで体の温まる軽食(時間的には昼ごはん)を購入し、10分ほど前に改札に入ってお手洗いを済ますと、何やら下り方から中線に列車がやって来ました。
キハ40、キハ48、キハ47の5両編成の回送列車。先頭がキハ40、2両目の首都圏色がキハ48で、後部3両がキハ47でした。前面は「普通」表示になっていますが、回送列車。時間は全く意識していませんでしたが、そういえば、こんな列車があるんでしたねぇ・・・。
そんなわけで、最後のポイント撮影も終了し、あとはほぼ個人的に楽しみたかった、広島駅のみ。というわけで、最終回は、広島でのスナップのみになりますが、よろしければ、最後まで、引き続きお付き合いください。
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